Eテレ デザインの梅干の放送が始まりましたね
グラフィックデザイナー佐藤卓さんが講師としてレギュラー出演。身近なものをテーマに「デザインを考える力」を身につけるための番組。
いろんな職業の人を生徒として迎えレクチャーする番組ですね。
佐藤卓さんといえば、ロッテのミントガムやキシリトールガム、明治おいしい牛乳などを手がけたお方。
明治おいしい牛乳なんかは素直なネーミングにシンプルなパッケージ。なぜか手にとってしまうが値段を比べて安いのを選んでしまうという憎い存在ですね。
再放送もあるよ
- 放送日:毎週木曜 午後11時~11時45分
- 再放送:毎週木曜 午前0時~0時45分(水曜深夜)
再放送は水曜日の24時、つまり日付が変わってすぐスタートなので間違えないように!(勘違いして再放送を見逃すことが多い(‘A`))
第1回「目印のデザイン」
第1回は目印をテーマに、人間は何を“目印”として行動しているのかをレクチャー。
冒頭は世界中の理容店に置かれているサインポールを取り上げ、その歴史などから“目印”とは何か、それが機能するためのデザインを説明し、「出演者たちが普段目印にしているものを写真に収める」というフィールドワークもあり、「傘立てにある自分の傘を見つけやくするデザインを考える」というワークショップもあり。見て楽しめる内容なだけではなく、身近なものを取り上げてることもあり「やってみたい」と思う番組。
人間以外の生き物も目印を認識する?
ゲストに迎えたバイオミメティクス(生物模倣技術)の研究する浜松医科大学 針山孝彦教授の「昆虫は広い自然の中でどうやって巣に戻るのか」というお話も興味深いものでした。
匂いを頼りに戻る昆虫なんかもいますが、例に挙げられたカメムシの仲間は森のある部分をパターン化して記憶することで、そのパターンを目印にして巣の位置を特定すると。光の強さなどある程度の補正も働き、時間が経過しても巣に戻ってくる。
だから目を見えない状態にすると迷子になるらしい。かわいい。
毎週の楽しみが増えた
佐藤卓さんの話し方もわかりやすくいい番組でした。「デザインとは何かもっと知ってもらいたい」という番組なので、ターゲットがデザインをかじってる人やかじろうとしてる初心者よりも、デザインについて何も知らない人が「へぇ~」と思える内容ですね。でもワークショップを中心に進めていくので、回を増すたびに内容も濃く専門的になっていくのかしら?
佐藤卓さんの仰っていた「既知の未知化」。知ってる人も知らないこととして日常を見ることでもっと豊かな考え方ができるという。
そのデザインに初めて触れる人は、そのデザインについては未知なわけだから、デザインする人はそのことを意識してデザインしないといけない。この「既知の未知化」の考え方は重要ですね。
次回は「仕組みのデザイン」
「おにぎり」を入り口として、米が日本の自然・文化・社会にもたらした「仕組み」のデザインを解剖
とのこと。
番組中は梅干の映像が頻繁に現れるため、ホカホカごはんのご用意を。
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